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VOL.22

Kobe Smile Story

本が読みたくなる物語と出会える街・神戸

神戸の文化にスポットをあてる神戸スマイルストーリー。
今回は、神戸ゆかりの文学や
本に親しめるスポットをご紹介します。

Kobe Smile Story

港に入ってきた異国の書籍が育んだ神戸の文学

1868(慶応3)年、神戸港が開かれると、海外からさまざまな文化が神戸に入ってきました。それは衣食住だけにとどまらず、本や新聞、雑誌といった分野にまで及びます。港に立ち寄った船員たちによって、海外の本や雑誌が神戸の街の古書店に持ち込まれ、それを手にした学生たちは夢中になったとか。あの推理作家・横溝正史も、そうした一人でした。
また、神戸は山と海が近く、その間は坂でつながっています。この風景と“ハイカラ文化”が作り出したエキゾチックな景観は、多くの作家の創作意欲を刺激し、神戸を舞台にした作品が多く生まれました。
今回は、“読書の秋”にふさわしく、文学や本に触れられる、神戸の素敵なスポットを訪ねました。

神戸市内にある文学碑などを紹介した「神戸文学地図」。
市内各区の文学地図も無料配布

レトロな赤レンガの建物で神戸ゆかりの作家に親しむ

王子動物園のすぐそばにある「神戸文学館」は、レンガ造りの洋風建築。築110年以上を誇るレトロな館内では、神戸ゆかりの作家の作品や原稿、資料などを展示しています。
館長の水内さんは、「神戸にゆかりのある42名の作家の著作や原稿を紹介しています。神戸出身の作家としてなじみの深い方から、神戸との縁について意外と知られていない方まで取り上げています」と語ります。
妹尾河童が『少年H』で描いた長田や、宮本輝の『花の降る午後』の舞台となった北野町など、魅力的な物語を紡いだ神戸の街。舞台となった場所を実際に訪れて、物語への思いを巡らせるのもいいですね。
文学にあふれる神戸の街。街なかにあって気軽に立ち寄れる、おしゃれな読書スポットをご紹介しましょう。

年3回、神戸の文学や文学者にまつわる企画展も開催。
テーマに関連した講演も行われている
なだらかな坂道の途中にあるレンガ造りの建物は、
1904年に関西学院のチャペルとして建てられたもの。
学院の移転後も図書館などに使われてきた。
2008年登録有形文化財に登録
(左)「神戸残照」久坂葉子・勉誠出版
(中)「お家さん(上巻)」玉岡かおる・新潮社
(右)「1Q84 BOOK1〈4月-6月〉」村上春樹・新潮社刊
近代だけでなく、現代の神戸ゆかりの文学者の著作も多数所蔵
  • 神戸出身の詩人・竹中郁の書斎を
    再現したコーナー
  • 谷崎潤一郎作品の単行本の装丁は
    版画家・棟方志功によるもの
  • 文学館が所蔵する書籍が閲覧できるサロン。
    セルフサービスのコーヒー(200円)も
    用意されている

Information

神戸文学館

神戸市灘区王子町3丁目1番2号
(阪急「王子公園駅」西出口から西へ約500m)
TEL.078-882-2028
https://www.kobe-np.co.jp/info/bungakukan/
開館時間/[平日]10:00〜18:00、[土・日・祝日]9:00〜17:00
休館日/毎週水曜日(祝日の場合はその翌日)
入館料/無料

神戸市内に現存する最古のレンガ造り教会として、
建築史的にも貴重な建物

神戸文学館は、もとは礼拝堂に使われていた建物です。温かみのある雰囲気の中で、展示を見たり、閲覧コーナーで神戸とゆかりのある作品をじっくり読んだりすることができます。気楽に立ち寄って、「文学という切り口で見たら、神戸ってこんなにおもしろいんだ」と発見していただければ嬉しいですね。

神戸文学館 館長
水内 眞さん

お気に入りの一冊とカフェでゆったり過ごす、穏やかな時間。

たくさんの本が並んだカフェで、読書ができるスタイルの「ブックカフェ」が今、注目されています。
そこで、街なかにあっても落ち着いた空間で、気軽に立ち寄れる2軒のお店を訪ねました。

書店の佇まいを残す絵本が充実したカフェ「パスタ・エ・カフェ・シオサイ」

たくさんのお料理、お飲物、そして絵本たち

心地よく本が読めるソファ席と、食事がしやすいテーブル席がある店内は広々としてゆったりと過ごせます。その客席を囲むように、絵本がディスプレイされた本棚が置かれています。どこか懐かしさを覚える本棚の雰囲気に「この本棚は書店だった頃の名残りなんですよ」と、オーナーの外山さんが語ります。1981年に軽食も楽しめる書店「SHIOSAI」としてオープン。その後、本を扱うコンビニや大型書店の登場といった時代の流れに柔軟に対応しながら、今は西宮有数の絵本の品揃えと、パスタが評判のブックカフェとして営業しています。
「絵本のセレクトは私のおすすめのもの。昔からのロングセラーもたくさんありますよ」と外山さん。本は店内で読むだけでなく、購入も可能です。子どものころに読んだ、懐かしい本を見つけてください。

壁際には、書店の面影が残る本棚が並ぶ。
閲覧用と購入用が用意されている心づかいがうれしい。
奥にはテーブル席も
  • ラム酒の香る大人のフレンチトーストは
    オープン時からの定番メニュー。
    ドリンクセット 950円
  • 隣にある幼稚園の園長先生がセレクトした
    絵本コーナー
  • 「SHIOSAI」はパスタメニューが充実。
    和風生うにとたらこのスパゲティー
    しそのり添え(1,050円)

Shop Information

PASTA e CAFE SHIOSAI(パスタ・エ・カフェ・シオサイ)

西宮市南昭和町10-19 西宮公同教会総合ビル1F(阪急「西宮北口駅」より徒歩5分)
TEL.0798-64-8552 http://shiosaicafe.webcrow.jp/
営業時間/10:00〜20:00(ランチ11:00〜16:00) 定休日/月曜日、火曜日

絵本は昔に出版されたものでも全く色褪せません。本棚に並んだ表紙を見て、懐かしくも新鮮な気持ちになる方も多いようですね。また、本の品揃えと並んで、パスタの豊富さも当店の自慢。有機野菜など、こだわりの素材を使った一品を楽しんでください。

PASTA e CAFE SHIOSAI
オーナー 外山 厚志さん

元図書館司書セレクトの本が並ぶ「本のあるカフェ ホコト」

窓から差し込む暖かい光の中で本に出会う

今年5月、図書館司書をしていた松野さんが開いた「本のあるカフェ ホコト」。小ぢんまりしたお店ですが、連窓から差し込む明るい光が居心地のよい空間を作り出しています。店名の由来は本・コーヒー・トーストそれぞれの頭の文字から。こだわりのコーヒーやトーストを手に、本を楽しんでほしいという願いがこもっています。
本棚に並んでいる本は「多くの人に手に取ってもらえること」を基準に選んだものと、自身が好きな本をバランスよく揃えたそう。元図書館司書ならではの感覚が活かされているのですね。現在700冊ほどある本ですが、目標は1000冊。今後は、読書会などのイベントも開催する予定です。

ゆがみのあるレトロな窓ガラスが、
落ち着いた雰囲気を作ってくれる
  • 店内に足を踏み入れると、
    左右に本棚がお出迎え
  • 豆の恵みトースト(500円)
  • トリプルバタートースト、
    ホットコーヒー(各500円)

Shop Information

本のあるカフェ ホコト

神戸市東灘区田中町3-19-16 ハイツタケシ103号(JR「摂津本山駅」より徒歩5分)
TEL.078-862-6338 https://www.facebook.com/hocotocafe/
営業時間/11:00~19:30 定休日/水曜日・木曜日

店内には本棚をまとめて置き、お客さまが本を選びやすいようにしています。また、テーブルはコーヒーを飲みながら本を読むことを考えて、広めに作ってもらいました。本との出会いを橋渡しし、本を読む人にとってのオアシスのような店になりたいと思っています。

本のあるカフェ ホコト
店長 松野 晃久さん

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