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VOL.20

Kobe Smile Story

日本初の水族館は神戸で誕生。須磨海浜水族園の魅力

神戸の文化にスポットをあてる、神戸スマイルストーリー。
今回は、神戸港の開港150年にちなみ、海に深い関わりのある須磨海浜水族園をご紹介します。

Kobe Smile Story

60年の歴史を持つ水族館の歩み

神戸は近代水族館の発祥の地と言われています。1897(明治30)年、神戸で第二回水産博覧会が開かれ、この博覧会をきっかけに和田岬にあった遊園地『和楽園』内に水族館が誕生しました。それまで東京で「うをのぞき」と呼ばれる淡水魚の水槽展示は行われていましたが、神戸の進んだ製鉄・造船技術を用いた高度な循環ろ過装置、配管やバルブを備えた本格的な水槽は日本では初めてでした。
水槽には100種類5000点の魚が展示され、天窓から光が差し込み、雰囲気のある水族館だったとか。明治時代に、現代の水族館のイメージに近いものができていたとは驚きですね。
博覧会が閉会したあと、再開を望む声が多く、湊川神社の境内に建物ごと移転。「楠公さんの水族館」として人気を集めました。その伝統を受け継いだのが須磨水族館なのです。

明治30年頃の和楽園。展望台、美しい日本庭園なども。
(須磨海浜水族園提供)

“東洋一の水族館”の誕生 成功したリニューアル

1957(昭和32)年、神戸市交通局が手がけた須磨水族館が開館しました。当時、全国的にも水族館は少なく、冷却装置付水槽を初めて導入し北の海に住む魚も見られるなど、“東洋一の水族館”という声も聞かれるほど話題を集めました。以降、家族や友人との行楽、学校遠足など、さまざまな機会で訪れる楽しいスポットとして、神戸の人々に親しまれるようになりました。
1987(昭和62)年には施設のリニューアルを実施。名称も須磨海浜水族園と変わりました。エントランスを入ってすぐには「波の大水槽」を設置し、注目を集めました。
「当時としては国内最大級の水槽で、内部で大きな波が起き、臨場感にあふれる魚たちの生態が観察できました。リニューアルに際して、当時の館長はあちこちの施設を視察に回り、力を尽くしたそうです」と、現在、須磨海浜水族園の園長を務める吉田裕之さんは語ります。

須磨海岸も近く、レジャーの拠点となった

今年は、オープンして60年、和楽園の時代から数えると120年を迎える年です。水族園を拠点とし、海でつながっていくことを大切に、須磨海岸、太平洋を「水族園」の活動フィールドとして展開していきます。
次のページでは、現在の水族園について、詳しく紹介します。

たくさんの人々がサメを鑑賞している旧水族館
  • 60周年を記念した特別展では、
    旧水族館のシンボル「うみがめ水槽」を再現
  • ピラルクが見られる、アマゾン館にある
    チューブ型水中トンネル
  • いきいきと泳ぐマゼランペンギンが間近に

五感を通じて楽しめる水族園

「現在、須磨海浜水族園には約600種、1万3000点の生き物が飼育されています。国の天然記念物であるアユモドキ、神戸の珍しい淡水魚のカワバタモロコなどもいます。来園された方には、未知なる珍しい生き物を見るだけではなく、さわったり、声を聞いたり、匂いをかいだり、五感で感じていただきたいです。生き物とお客さんの距離が縮まる水族園を目指しています」と吉田園長は語ります。

  • イルカたちが飛び跳ねる、
    躍動感にあふれるイルカライブ
  • 「どんな感触かな?」
    サメにさわれる展示もあります
  • 夏期には須磨海岸で
    イルカウォッチングも

生き物本来の姿を大切に様々な分野で奮闘するスタッフ

園内には、神戸の姉妹都市であるオーストラリアのブリスベンから贈られたハイギョや中国の三名魚として知られ、日本ではここでしか見られないパイユも飼育されています。
須磨海浜水族園の生き物は、業者から購入するだけではなく、「自家採集」という方法にもこだわっています。漁師さんの網にかかった魚、海で保護された生き物を現地まで行き、採集するのです。現地にスタッフが出向くことで、生き物たちが暮らす実際のフィールドの様子もよくわかり、漁師さんとも交流ができ、次の採集にも生かせます。
飼育教育部海水グループの東口信行さんにお話を伺いました。「飼育員の仕事は、生き物の世話を基本に、企画展の開催や域外保全、研究など多岐に渡ります。24時間体制で生き物の飼育をしていますが、楽しそうに魚を見ているお客さんの笑顔に出会うと本当にうれしいですね」

「生きた化石」とも呼ばれるハイギョ 今年の3月にはゴマフアザラシの赤ちゃんも誕生

地域の人たちとともに歩み新しい取り組みもスタート

水族園では、生き物の保全、子どもたちをはじめ、多くの人たちの学びの場であることも大切な役割と考えています。幅広い年齢層の約100名のボランティアの人たちが水族園と関わり、ガイドボランティアや子ども向けのイベント、調査、研究も行っています。
2013(平成25)年には、須磨海水浴場でイルカを遊泳させる海洋飼育「須磨ドルフィンコースト」をスタートさせました。イルカたちは賢いので、海に張った網の外には出ていったりしません。須磨海岸の環境の保全と地域の活性化を目指し実施しているもので、今年も開催しました。
冬には波の大水槽の前にコタツを並べ暖をとりながら鑑賞したり、夜の水族園とイルミネーションをコラボしたり、夏休みには夜間開園するなど楽しい企画がいっぱいです。
「神戸は港を通じて、世界の海とつながっていると感じています。背後に六甲山系がせまり、眼の前に海を臨む素晴らしいロケーションの水族園です」と吉田園長は話します。
愛称「スマスイ」のイメージ通り、楽しく親しみやすい須磨海浜水族園。ぜひこの機会に出かけてみてください。

バックヤードでは多くのスタッフが、ケガをした生き物の治療・水質管理・水温管理・調餌や給餌・展示用写真の撮影・生態の研究・イベントの企画などなど、水族園を楽しんでいただけるよう頑張っています。

  • 水質・水温も入念にチェック
  • さまざまな機器・計器を使って快適な環境を作る
  • 本来の海の生態系に近づけて育成
  • 水槽のコケを丁寧に落とすチームリーダーの東口さん

Information

神戸市立須磨海浜水族園

兵庫県神戸市須磨区若宮町1丁目3-5
(JR神戸線 須磨海浜公園駅から徒歩5分)
TEL.078-731-7301
http://www.sumasui.jp/
開園時間/9:00〜17:00(入園は閉園の1時間前まで)
定休日/12月〜平成30年2月の毎週水曜日(冬休み期間は除く)
入園料/18歳以上:1,300円
15〜17歳:800円
小・中学生:500円 乳児:無料

※夜間開園日の日程や定休日の詳細等はホームページをご参照ください。

高校生のとき、フランスの海洋学者であるクストーのドキュメントテレビを見て感動しました。以来、海の世界に魅了されています。水族園での生物の展示を見て、自然と共存する喜びや楽しさを感じていただきたいと思います。

須磨海浜水族園 園長吉田 裕之さん

学習プログラム

スマスイ生きものスクール
水族園の生き物について楽しく、詳しく学べる!

  • 海水魚バックヤードツアー
  • チリメンジャコの中のかいぶつを探そう
  • 水辺の生きものにさわってみよう
  • サカナの体を知ろう(サバの解剖)

有料体験

  • イルカの胸ビレにタッチ、アザラシにタッチ/ペンギンの餌やり体験(体験料200円)

※その他プログラムなどの詳細は、ホームページをご参照ください。

もよおしもの

神戸須磨アクアイルミナージュ

開催期間/開催中〜〜2018年2月12日(月・休)
開園時間/9:00〜21:00
点灯時間/17:00〜21:00(最終入場20:00)
イルカナイトライブ/19:30(1回/1日)

スマスイ開業60周年展〜神戸の海と生き物とともに〜

開催期間/開催中〜2018年2月12日(月・休)

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