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VOL.10

フランスやドイツなど、ヨーロッパの洗練されたフレームが揃っています。
写真の商品は27,300~48,000 円

Kobe Smile Story

ドイツの技術を日本の真心で手仕事にこだわった眼鏡の魅力。

神戸や阪神間の産業や文化をテーマに、夢を抱いて取り組む人々にスポットをあてる「神戸スマイルストーリー」。今回は、神戸で永い歴史を持つ眼鏡店をご紹介します。

白い清潔感あふれる店内に、フレームが整然と並びます

Kobe Smile Story

“視ること”を大切に眼鏡へのこだわり

 「視る」という機能を補う、眼鏡は重要なものですが、「デザインが気に入ったから」「無難な色にしておこう」等と漠然と選んでいる人が少なくありません。 そこで今回は、ドイツの国家資格である眼鏡マイスターが在籍し、ものづくりの原点を大切に、眼鏡をつくり続けている神戸の「マイスター大学堂」を訪ね、眼鏡づくりのこだわりを伺いました。

 

三宮で創業して81年神戸を代表する眼鏡店

快適なかけ心地のために、ていねいに調整を行う、将輝さん

 「マイスター大学堂」の歴史は古く、三宮で開業したのは1932年のこと。「お客様ときちんとお話したうえで、その方の希望、ライフスタイルに合った眼鏡をつくります」と、二代目の社長である久利(くり)計一さん。
 同店では、1972年に計一さんの弟である久利七男さんが日本人はじめて、ドイツの眼鏡マイスターの資格を取得。2005年には計一さんの息子の将輝さんもこの資格を取って、店頭で接客しています。現在、日本でのマイスターはまだ二人だけです。

マイスターへの道

将輝さんがマイスター試験に合格した記念に
彫刻家の「吉田隆」氏から贈られたブロンズレリーフ

将輝さんは叔父の七男さんの影響もあって、小学生の頃からマイスターへの想いを強くもち、大学卒業後、単独でドイツに渡りました。働きながら学ぶというのがドイツの制度でしたので、マイスターの学校に通うにはどこかの工房に属する必要がありました。ちょうど東西のドイツが統一したときで外国人の就職は難航していました。「どうしてもドイツで眼鏡づくりを学びたい」という情熱を抱いていた将輝さんは、業界雑誌に「ドイツ語ができる日本人が
眼鏡店での就職を希望しています」という趣旨の広告を出し、就職活動をおこないました。広告の甲斐があり、ミュンヘンの眼鏡店で職を得て、勉強を続けました。語学学校に通ったとはいえ、専門用語も多く、言葉には苦労したそうですが、勉強したことがすぐに実践の場で確かめられるのはよかったと話します。
 マイスターの最終試験に臨んだ際、将輝さんが驚いたことがありました。その場には日本語のわかるドイツ人試験官はいなかったにもかかわらず、「君はこれから日本で眼鏡をつくるのだから、自分の国の言葉で眼鏡のことを説明しなさい」と言われたそうです。「自分の国」への誇りを求める試験官の姿勢からも、すべてにおいて真摯に取り組むドイツのマイスターのこだわりと矜持が伺えます。

ドイツマイスター制度とは Der deutsche Meister

ドイツのマイスター制度は、13 世紀からの永い伝統があり、ドイツ政府が公認する職人の最高資格です。眼鏡マイスターの場合、働きながら国内の基礎職業学校で学び、ゲゼレ(熟練技師)試験に合格したあと、マイスター学校などを経て、最終試験に合格して初めてマイスターになれます。実に6~10年くらいかかるとされている難関な資格です。しかもマイスター試験は2 回受けて不合格になると、一生受験資格を失います。マイスターは職人、経営者、教育者という役割をも担っており、ドイツではドクターに比肩する権威あるものです。

マイスター認定書

ドイツ国家認定書

ドイツで学んだ知識と経験を日本の真心で届けます

慎重にレンズを削り、フレームに合うように調整していきます


将輝さんはドイツで学んだ技術を日本流のやり方で提供していきたいと考えています。お客様とは、まず対面でお話をして、かける人に合ったレンズを選び、フレームをその人の耳や顔の形はもちろん、職業や姿勢などさまざまな要素を考慮して調整します。特に目の状態を調べる「検眼」という目の検査を一番大事にしていますが、機械だけでは十分でないため、そこでもお客様の生活スタイルや用途などをじっくりお聞きして、きちんと、手作業で測ります。眼鏡作りは根気のいる手間のかかる作業ですが、お客様のためにという姿勢で、つくる技術はもちろんですが、聞く能力も大切にして、世界で一つだけの眼鏡ができていくのです。

老舗としての真摯な姿勢、すべてはお客様のために

シルエットも美しい眼鏡のディスプレイ。

将輝さんをドイツに送り出した計一さんは、今からおよそ40年前に偶然手に取った本で、ドイツマイスターの資格のことを知ったといいます。そして、著者を訪ねて資格についての教えを受けたそうです。その後、七男さん、息子の将輝さんを渡独させ、自身は日本でお店を率いてきました。
 「お客様に信用していただくためには、眼鏡をつくる技術が本物であるのはもちろん、店内に置いてあるものも本物ではないといけないと思っています」と計一さん。店内には、昔から使っているというアールヌーボーの家具や絵画・骨董品などがさりげなく溶け込み、お店の雰囲気と風格を高めています。 
 「私たちは、眼鏡店を経営する〝企業〞ではなく、眼鏡店を〝家業〞と考えています。利潤を追求するのではなく、お客様に喜んでいただくことが第一。その思いは開業当時から現在に至るまで変わりません」と計一さんは語ります。あたりまえですが、メーカーから届いたレンズの中のごく小さな気泡も見逃しません。また、商品を受け取ったお客様から何らかの問い合わせがあった場合、メーカーへ安易に取り次ぐのではなく、責任を持ってできる限り対応します。
 技術の高さ、眼鏡づくりへの真摯な姿勢は、全国的に高い評価と信頼を受け、親子三代でご来店するお客様もいるそうです。「人として、商いを続ける人間として、まっすぐ、正直に生きていくことが大切」と計一さんは話します。その姿勢は神戸の子どもたちのための「KOBE 夢・未来号・沖縄」というプロジェクトの推進へと、つながっています。

眼鏡の選び方アドバイス

用途をきちんと眼鏡士につたえる

ライフスタイルによって、度数は変わります。30cm 以内の本や手元がよく見えた方がいいのか、50cm 先にあるパソコンを何時間見るのか、というように細かく自分の目の使い方を伝えることが大切です。

魅力を引き出すフレームの選び方

店頭に置いてある眼鏡と、かけた場合の印象は違うことも少なくありませんから、いろいろかけて試してみましょう。一般的に赤や茶色は顔になじみやすく、青や緑は飛び出して見え、その人の印象を強めます。

検眼(目の検査)は機械に頼らないで、
手作業で測ります

きちんとつくった眼鏡のかけ心地を実感してください

ドイツの眼鏡マイスターは、職人でありながら、教育者という役割も担っています。私もドイツの見習い時は親方からいろいろと教えていただきました。見習い2 年目に1本の縁なし眼鏡を初めて自分の力だけで完成したことは忘れられない思い出です。その喜びを忘れず、お客様の役に立つ眼鏡をつくり続けます。何でもご相談ください。

アウゲン・オプディカー・マイスター
ドイツ国家公認眼鏡士 久利 将輝さん

お客様カルテは全て保存眼鏡を通して信頼のお付き合い

当店で眼鏡をつくられたお客様のデータはすべて保存しています。それは当店に来てくださったお客様への責任の証です。10 年ぶりにご来店されたという方へもデータにもとづき、きちんとご対応できます。お客様との長いお付き合いが私たちのモットーです。これからも精進してまいります。

マイスター大学堂
代表取締役 久利 計一さん

Shop Information

マイスター大学堂

神戸市中央区三宮センター街2丁目
TEL.078-331-5542
JR・阪神・阪急・市営地下鉄三ノ宮駅より徒歩約7分
http://www.daigakudo.com/

営業時間… 9:30 ~ 20:00
定 休 日 … 元日のみ休業

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